行末の単語がズレる問題を解消

オンライン文章校正支援サービス「PRUV」の不具合(?)を1つ解決しました。

文章を解析すると、右側に解析した文章を出力します。この文章の右端(行末)にマウスを近づける(オンマウスとか、ホバーといいます)と、改行位置がズレて最後の文字や単語が次の行にピョコッと移動してしまうのです。

これだけなら無様なだけですが、ここにマーキング(何らかの指摘)が発生すると厄介です。指摘を確認するためマーキングされた単語をクリックしようとすると、その単語が次行に移動してしまう。移動先にマウスを動かすと、その単語は元の位置にピョコッと戻ってしまう。これではクリックできない!

Chromeはオンマウス時に要素が1ピクセルズレるそうです。そこでaタグに

display: inline-block;

を指定することで解消しました。

かなり初期から悩んでいたのですが、調べてみると意外に簡単な原因&解決方法でした。もっと早くやればよかった。

形態素解析辞書チューニング サ変名詞編

オンライン文章校正支援サービス「PRUV」が使用している形態素解析辞書は、「サ変名詞」も固有名詞として登録されています。サ変名詞には文法的な機能があるので、分類の変更は重要な意味を持ちます。

サ変名詞とは、「する」「した」を接続して動詞化できる名詞です。例えば、「管理(する)」「検討(した)」「インストール(する)」などです(「野球する」「お茶する」のように、話し言葉では普通名詞のサ変名詞化も行われますが)。

サ変名詞を普通名詞や固有名詞と区別することのメリットは幾つかありますが、ここでは2つの例を紹介します。
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通貨レートチェック機能修正

オンライン文章校正支援サービス「PRUV」の機能を修正しました。

先日通貨レートチェック機能を実装したのですが、この機能に利用しているYahoo! Financeが最近機能していないようです。クエリを投げてもリザルトがnullなので、計算できないのです。

そのうち復旧すると思ったのですがその兆しが見えないので、Yahoo! Financeで通過レート取得に失敗した場合は他社のAPIを使ってレートを取得するようにしました。ただし、対応通貨はドル、ポンド、ユーロ、スイスフランのみとなります。

早くYahoo! FinanceのAPIが復活してくれるとよいのですが……。

形態素解析辞書のチューニング

PRUVは、これでも一応は毎日進化しています。例えば、形態素解析辞書のチューニングです。

形態素解析は、入力された文を単語に分割して品詞を決定する処理です。

今日は秋晴れだ

を、

今日(名詞・副詞可能)は(助詞・係助詞)秋晴れ(名詞・一般)だ(助動詞)

のようにします。この処理の基になるのが、形態素解析辞書。「今日」も「は」も「秋晴れ」も辞書に登録ているから正しく分割できるのです。PRUVでは、ネットで公開されている辞書を独自に拡張したものを利用しています。

ただ、ネットで公開されている辞書は登録数が多い半面、ほとんどの名詞が「固有名詞」に分類されているため、名詞の種類を文法解析に利用しようと思うとうまくいきません。

そこで、ん百万語の固有名詞を、普通名詞やサ変名詞、固有名詞(人名)や固有名詞(地名)などに振り分ける作業をしています。「株式会社○○」「△△高等学校」のような単語はプログラム的な処理が可能なのですが、大半は目視チェックするしかありません。

とにかく単語の数が膨大なので、いつ終わるのか見当も付きません。が、とにかく少しずつ、単なる「固有名詞」でしかなかった単語が地名、人名、組織名、国名その他であると区別できるようになっています。