PRUV開発室

PRUV、GPT-4o miniによるAIチェック機能をβリリース

カテゴリー:新機能  作成日:2024-07-21

OpenAIが7月18日に発表した新生成AI「GPT-4o mini」に対応し、PRUVに統合しました。PRUV Pro/Businessユーザーに、当面は追加利用金なしで同AIによるチェック機能を提供致します。

PRUVのメイン画面の「辞書&オプション機能選択」メニューの[拡張機能]タブで「外部AI(LLM)チェック機能を使う(βテスト中)」をオンにしてLLMを選択(現在はGPT-4o miniのみ)するだけで利用可能です。入力された文章の取り扱いについては各社のポリシーをご参照ください。

今後の展開としては、ユーザーの利用動向を踏まえて提供方法を検討(基本的には追加料金なしを継続する方針)、プロンプトのチューニング、「Claude」や「Gemini」対応の検討などによって利便性の向上と選択肢の拡充を図る予定です。

PRUV APIへの実装は、本機能の仕様が煮詰まった段階で実施します。GPT-4o miniを利用したチェック機能は、当面はPRUVのサイトでご利用ください。

なお、「ユーティリティー」として実装していた「AI校正 Ver.3.5(ChatGPT)」は本機能のリリースに伴って提供を終了しました。ご了承ください。

文末表現チェック機能リリース

カテゴリー:新機能  作成日:2024-05-16

同じ文末表現を多用すると稚拙な文章に見えてしまいます。これを回避するのに有効なのが、今回PRUVがリリースした「文末表現チェック機能」です。表現力の豊かな文章を作成する一助としてご活用ください。

本機能は2種類の動作をします。

一つは「同じ文末の連続」を検出する機能。もう一つは「同じ文末が一定の範囲内に存在するかどうか」を検出する機能です。

一般的に、「~です」「~だ」といった文末を3回以上連続させるのは好ましくないとされています。しかし特に敬体(ですます調)は文末のバリエーションが少ないため、同じ文末表現が連続しがちです。

「同じ文末の連続」検出機能によって連続を検知して文末を他の表現に変えることで、これを回避できます。

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PRUV TrialでAIチェックなどの機能を提供開始

カテゴリー:お知らせ  作成日:2024-01-13

PRUV Trialの機能の見直しを行い、これまでPRUV Pro/Business専用だったAIチェックや名前ゆれチェックなどの機能を開放しました。今回の変更により、PRUV TrialでPRUV Pro/Businessの機能のほとんどをお試しいただけます。

同時に、サーバの負荷低減を目的とした変更も実施しました。

特にデータベースへの書き込み処理は負荷が高いことから、PRUV Trialでは辞書&オプション機能の選択状態と読みやすさチェック用の統計データの保存を廃止しました。なお、ログイン期間内は辞書&オプション機能の選択状態をセッションで保持します。

PRUV Trialで1回に入力できる文字数は400文字となります。PRUV Pro/Businessの機能をより多くお試しいただくこととサーバの負荷低減を両立させるため、このような仕様となりました。ご了承ください。

AIチェック機能リリース

カテゴリー:新機能  作成日:2023-12-03

一部のPRUV Businessユーザーのみに提供していたAIチェック機能を公開機能としてリリースしました。現時点では、P2LM(PRUV Poor Language Model)のみ利用可能です。単語の出現確率を推論し、確率がしきい値以下の単語を指摘します。

AIチェック機能を利用する場合は、[辞書&オプション機能選択]-[拡張機能]で機能をオンにしてください(デフォルトはオフ)。

これに伴い、サーバリソースを節約するためPRUV Trialの入力可能文字数は800文字となります。

●P2LMとは

ChatGPTに代表されるLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)を動かすことができない貧弱(poor)なサーバで利用することを目的に独自開発した言語モデルです。性能よりも、「(一応使える)言語モデルをどこまで小さくできるか」を追求した実験的な実装です。

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PRUV Businessお申し込みページ開設

カテゴリー:新機能  作成日:2023-11-11

PRUV Businessのお申し込み方法を簡略化し、Webフォームからお申し込みいただけるように致しました。

PRUV Businessの料金体系もユーザーアカウントのみに整理致しました。これにより、月額料金をシンプルに計算できるようになります。

固有名詞強調表示機能リリース

カテゴリー:新機能  作成日:2023-10-09

誤入力の目視チェックを支援する、固有名詞の強調表示機能を追加しました。この機能を使う場合は、[チェック開始]ボタンの下の「辞書&オプション機能選択」をクリックし、「基本機能」タブの「その他設定」で[固有名詞強調表示]をオンにしてください。

本機能は、PRUVの形態素解析辞書に「固有名詞」として登録されている単語を強調表示します。固有名詞のはずなのに強調表示されていなければ誤入力の可能性がある、ということになります。

例えば、「金沢工業大学」を誤って「沢工業大学」としてしまったとします。「金沢工業大学」は強調表示されますが「沢工業大学」は強調表示されないため、人間による目視チェックが容易になります。

ただし、この機能には以下の制約があります。

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JSON版APIリリース

カテゴリー:新機能  作成日:2023-09-30

オンライン校正支援サービスPRUVのAPI(JSON版)をリリースしました。

JSON版は、処理の結果(レスポンス)をJSONで出力します。APIの使い方は従来のAPI(XML版)とほぼ同じです。詳しくはマニュアルを参照ください。

JSON版は形態素解析の結果を返却しません。そのためPRUVの一部の機能は使えませんが、構造がシンプルなのでクライアント側の開発はXML版よりも容易です。

XML版と同様、APIの提供はPRUV Businessのみとなります。

新メイン&バックアップサーバに移行完了

カテゴリー:対応報告  作成日:2023-06-25

PRUV Pro/Businessユーザーの堅調な伸びに伴い収益が安定したため、メインサーバとバックアップサーバをより高性能なプランに移行致しました。ご契約者さまに改めてお礼申し上げます。

これにより、バックアップサイトでもtextlint機能を提供できるようになりました。

メインサイトはサーバのメモリ不足が深刻化しており、同時利用者が一定数を超えると大幅なパフォーマンスダウンが発生していました。これを改善するため新サーバを調達して準備を進めて参りました。

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辞書API β版リリース

カテゴリー:新機能  作成日:2023-06-10

外部から辞書のルールの追加や削除などが可能なAPIをリリースしました。本APIを利用することによって、PRUVの管理画面以外(自作の管理ツールなど)から辞書を操作できます。

PRUVをAPIで自社CMSなどに組み込んでいる場合、ルールの編集のためにPRUVにアクセスするのは煩雑です。本APIによって日常の処理の多くが自社CMS内で完結するでしょう。詳しくはマニュアルをご参照ください。

本APIも既存のAPIサービスと同様PRUV Business専用です。PRUV Proではご利用になれません。

なお、ユーザー管理などは毎日何度も発生することではないため、現状ではAPIを実装する予定はありません。ご了承ください。

固有名詞辞書リリース

カテゴリー:新機能  作成日:2023-05-21

あるPRUV Businessユーザー様からのご依頼により、社名や製品名、人名などの固有名詞に関わるルールを「日本語基本辞書」や「コンピュータ用字辞書」などから「固有名詞辞書」として独立させました。これによって、これら「間違ってはならない」固有名詞を専用の強調表示フォーマットで表示します。

固有名詞辞書は、各種媒体やPRUVで使われたtypoなどを集約したものです。カバレッジ的には非常に限定されたものに過ぎませんが、実在のミスであるが故にまた「起こり得るミス」であるとも考えられます。

今後も固有名詞関係のミスをこの辞書に集約し、正確な文章作成の支援に努めて参ります。

固有名詞辞書を利用する場合は「辞書&オプション機能選択」で固有名詞辞書をオンにしてください。