PRUV開発室

PRUVのチェックルールは形態素解析をベースとします。そのため品詞情報などを利用してカッチリとチェックできる半面、形態素解析の結果を把握してルール定義しないと機能しないという欠点があります。

形態素解析を気にせずザックリと指定した文字列でチェックしたい、というニーズもあるかと思います。というわけで、そんなルールをユーザー定義できる機能を実装し始めました。下の画面は、「天気晴朗なれど浪高い」という文字列にマッチするというルールの動作確認をしているところ。

実は、PRUVの最初期からあった機能（「ないわけではない」のチェックを実現している機能）の応用です。ただ、この機能はルール辞書とは全く異なる仕組みで動いているため、ユーザー辞書機能に組み入れることが困難でした。ルール定義も形態素解析の結果と整合させるために特殊な記述が必要でした。

これらの解決に何年も悩んでいたのですが、簡単に解決する方法が突然降りてきました。土日でプロトタイプができちゃいました。

今後は、
・動作速度をもう少しアップするアルゴリズムの実装とテスト
　（このブログを書いている途中でいいアイデアが降りてきました）
・チェックルール定義画面の説明書き
・テスト＆デバッグ
・使い方（マニュアル）書き
などを経てリリースとなります。

1月リリース予定の他の新機能が優先のため、本機能のリリースはちょっと先になります。