PRUV開発室
PRUV、自然言語の用語集を解析してAI校正に反映する「カスタムAI」をリリース
カテゴリー:新機能 作成日:2025-12-13PRUVは、ユーザー独自のルールによるAI校正を実現する「カスタムAI」をリリースしました。各種AIを自分専用のAIのようにカスタマイズすることが可能です。
「Aという表記をBにする」という固定的なチェックに強いルールベースチェックと文脈に沿った判断が可能なAI校正の間を補完するもので、「この文脈ではこの表記を使う」「この正しい表記と異なっていたら誤り」といったチェックを実現します。
ルールを適切に作るとAIがそのルールから法則を見つけ出し、定義していないパターンに応用することもあります。AIにルールを教えていくことで、自分専用のAIであるかのように最適化されていきます。
本機能はユーザーID単位で厳密に区別されており、AIに対するルールが他のユーザーに適用されることはありません。ユーザーのルールデータはPRUV AIから独立しており、PRUV AIに取り込むことはありません。
以前から同様の機能を提供しておりましたが、ルールの作成方法が難しいというご意見もあったことから、既存の「社内用語集」のような文書を読み込ませるとAIが内容を解析してルールに変換する機能を実装しました。本機能によって、自然言語で記述されたWordファイルやテキストファイルでもご利用いただけます。
入力された文書はAIによって人間には理解できない数値データに変換され、文書はただちに破棄致します。PRUVのデータベースに不正侵入されたとしても情報が漏えいする懸念はありません。
なお、文書を解析してルールを抽出し、校正に反映させる機能はAIが実施します。意図通りにルールに反映されない可能性もございます。あらかじめご了承ください。
AIが処理しやすい形や内容に文書を修正することで、校正精度を高めることも可能です。