PRUV開発室

通貨レートチェック機能

カテゴリー:新機能  作成日:2017-10-13

オンライン文章校正支援サービス「PRUV」に新機能を追加しました。

海外事情の記事作成に際して、現地通貨が出てくることがあります。そのままでもいいが、せっかくだから日本円換算した金額を併記したい。しかしいちいち為替レートを調べるのは面倒。そんなときに使える機能です。

1日4回(6時間ごと)に主要通貨と日本円のレートを自動取得。原稿中に「100ドル」などの記述があると、データ取得時のレートと日本円に換算した金額を以下のように表示します(「199.50ドル」の場合)。

参考までに、2017/xx/xx 18:00:00時点の1ドルは112.87円。199.50ドルは「2万2517円」(22517円)です。

あくまでも参考情報ですから、無視していただいても構いません。また、必要に応じて「2万2500円」などのように端数を丸めてもいいでしょう。

対応通貨は、「ドル」「ポンド」「ユーロ」「豪ドル/オーストラリアドル」「スイスフラン」「元」「ルーブル」の7種類。「199.50ドル」のように、「金額+通貨単位」の記述に反応します。通貨単位部分が太字(ボールド)になるので、そこをクリックしてください。

金額は、数値のみ(例:12000)、小数点入り(1999.99)、カンマ入り(10,000)、漢字入り(1億5000万)のフォーマットに対応しています(漢数字には未対応)。

現時点では、漢字表記の「千」「百」、通貨記号($、£、€……)、補助単位(セント、ペニーなど)には対応していません。補助単位は、小数点を使ってドルやポンドとして扱ってください。

また、ややデータ提供元のAPIが不安定なのか、データの取得に失敗することがあります。そのため6時間以上前のデータになることがあります。本当は1日1回取得にする予定だったのですが……。4回取得を試みれば1回は成功するでしょうから、おおむね24時間以内のデータになるのではないかと思います。

最近は主に辞書の拡充とチューニングをやっていて報告できることがあまりないのですが、PRUVは一応ちょっとずつ進化しています。本当にちょっとずつだけ。