AIチェック機能
AIによるチェック機能の設定です。PRUV独自のAI「P2LM」とAIベンダー提供の生成AIによるチェックが可能です。
「AI(P2LM)チェック機能を使う」をオンにすると、P2LMが有効化されます。
サーバリソースに限りがあるため、AIチェックをオンにすると処理対象が150字に制限されます(サーバの負荷状況によってこの制限は上下する可能性があります)。
AI(P2LM)チェック機能は、ディープラーニングによる学習を基に単語の出現確率を推論します。前後の文脈の乱れや誤入力に起因している場合もあるため、間違っているのは指摘した単語ではない可能性もあります。
なお、学習データの偏りや形態素解析の結果によって誤検知が発生します。P2LMの仕様上の限界でもあります。参考程度にご利用ください。
AIベンダー提供の生成AIによるチェックを利用する場合は、「外部AI(LLM)チェック機能を使う」をオンにして使用する生成AIを選択してください。
Claude 3.5 Sonnetは出力(回答)が8192トークンまでのため、長文を入力するとチェックの結果が途中で途切れる可能性があります。
「AI診断」はAIが文章の改善点を提案します。
P2LM(PRUV Poor Language Model)とは
ChatGPTに代表されるLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)を動かすことができない貧弱(poor)な環境で利用することを目的に独自開発した言語モデルです。
モデルサイズが100MB以下なのでメモリに常駐させることができ、演算量が少ないためGPUレスのサーバでも推論が可能です。
モデルサイズを最小限にとどめて演算量を削減した結果として、能力もpoorです。学習データの拡充や各種チューニングによる改善の余地は残っていますが、以下は仕様であり、解決することはありません。
・修正案を提示することはできない
・意味情報を捨てているため「店が回転」(正:開店)といった誤変換を認識しない
・名詞の誤入力を認識しない(「未知の単語」として扱う)
・学習データにあまり含まれていない単語を誤りとしてしまいがち
AIの学習には、公開されているAI学習用コーパスやWikipediaのテキストデータを利用しています。PRUVユーザーの入力データを利用することは、これまでも今後もありません。